愛宕山ケーブルの軌道跡探索2002/8/25(日)・メンバー:4名
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写真

コース:清滝→表参道鳥居の横の広場(清滝の駅舎跡)突き当たり→トンネル2個→3個目は巻き道→4個目→5個目巻き道→6個目→愛宕駅舎跡→表参道水尾の別れの少し上→愛宕神社→愛宕山三角点→裏参道→月輪寺→空也の滝→清滝駐車場

 

 私にとって愛宕山は山の原点である。1989年5月。これが確か最初の愛宕山だと思う。子供と友人の家族数組とで賑やかに表参道から登った。それから十数年、愛宕山にはあらゆるルートから登っている。もう30回近くになるだろうか。もうボッカぐらいでしか愛宕山を思い出さなかったが、少し前にケーブルの軌道跡が歩けるということをネットで知った。表参道から少し見えていたこともあり、生来の好奇心がムクムクと沸き上がり、早速メールでそのSさんに問い合わせてみたところ、ご丁寧に返事を頂いた。

「ケーブル跡の件 清滝の表参道の登山口の横からケーブル跡へ入ります。トンネルが6ヶ所あります。3番目と5番目が崩壊していますので、巻かなくてはなりません。巻く途中で一度 表参道五合目の大杉明神の裏付近に出ます。コースの所々にテープは有りますが・・・最後にコンクリート造りの駅舎跡に着きます。駅舎跡から表参道の水尾別れの少し上部に出ます。」

 私は、このメールでもう行こうと決心していた。何だか面白そうではないか。いったいどんな風景が現れるのだろうか? 昭和7年に開通し昭和19年に廃止。その後58年の歳月を経ている。もちろん私も生まれる前のことだ。終点近くには遊園地やホテル、スキー場があって賑わっていたそうだ。今の愛宕山からは想像することも出来ない。

今回、行ってみて良かった。昔の華やかさの名残は、愛宕の駅舎に少し面影が残ってはいるものの、今は廃墟とかしコンクリートの柱も今にも崩れそうである。あと全てが自然に帰るのはまだまだ時間がかかると思う。

 

9:35 表参道の赤い鳥居はくぐらずその横の空き地から入る

 

空き地の突き当たりの立入禁止の先から入る

直ぐに1個目のトンネル・ここは通れる

1個目のトンネルの出口

 

2個目のトンネル・短い

2個目のトンネルの中・比較的きれいに残っている

 

 

 

3個目のトンネルの入り口・中程で崩壊のために通り抜けは出来ない。右から巻く。ところどころに赤テープがある。

 

赤テープを辿って仕事道をまくと、3個目のトンネルの出口にでた。

 

 

崩壊を見に中に入り、中から出口を撮ったところ。中にはコウモリがたくさんいた。

 

4個目の入り口・これは一番短い

 

4個目のトンネルの中で

 

 

 

」+

10:30-10:50 ちょうど中間の離合地点、大杉谷の上。たぶん鉄橋だと思う。ここで休憩。

 

 

 

不気味な植物・緑のトウモロコシのようで美味しそう!?しかし茎はヘビの皮のよう。一体これは何ていう名前??誰か教えて!

そういえば途中で二匹のヘビくんに会った。一匹はマムシだった。

Sさんから、教えていただいた。名前は名実ともにマムシソウだそうです。秋には実は赤くなるそうです。Sさん有難うございました。

 

 

 

 

5個目の入り口・長いトンネルのようだが、崩壊している。すぐ右から巻き道に入る。ここからは赤テープがいっぱいあるので、よくわかる。かなりの急登。

5個目の入り口で見つけたサルノコシカケ・コンクリートのように固い貝のよう。叩けばコツンコツンと音がする。いくさん、漢方薬店に売れるかな?と持ち帰る!

長い巻き道を登ると、突然大杉谷林道に出る。向かいのかなり草をかぶった中の踏み跡に入る。見かけによらず踏み込むとけっこういい道が続く。すると突然左手に5個目のトンネルの出口にでる。この巻き道はわりと長い、ということはこのトンネルは一番長いようだ。

 

 

6個目のトンネルの入り口。この後はけっこう長い登り。

 

11:45 〜11:58 上り詰めると上の方に終点の駅舎が見える。これは正面から撮ったところ。

これは、汪K。地下と2階がある。

正面の、アップ。この前に広場があり、右と左に別れる。私たちは左の方に進む。谷筋に沿って巻き道を行くと、12:05 水尾の別れの少し上にでる。多分右の登りを詰めると遊園地跡に出るのでは??? 12:25〜13:10 表参道から愛宕神社まで登り昼食をとり、13:25 愛宕山三角点にいく。ここからは京都が一望できる。

 

14:05〜14:20 裏参道を下山。月輪寺にて。右の銅像は親鸞聖人。左のしだれ桜は親鸞聖人が植えたと伝えられている。ここは美味しい水がある。

14:53〜15:10 空也の滝。おごそかな雰囲気を醸し出している。秋は紅葉が色付き。また冬の雪景色も素敵。清滝の駐車場に15:40戻り解散。

 

 

 

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