立山カルデラ体験学習会 2005.7.15
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今回の主目的である立山カルデラの見学。コースは健脚コース。トロッコが人気なのだが、目的がカルデラ内に入ることにあったためにあえてこのコースに申し込んだ。小型バス2台での出発。人気のほどがうかがえる。バスは折立より有峰林道真川線に入りカルデラに向かったが、一般車は折立から通行止め。
【参考資料】

立山砂防情報センター http://www.tateyamasabo.jp/

常願川探検ブック http://www.tateyamasabo.jp/photo/index.html

立山カルデラ砂防博物館 http://www.tatecal.or.jp/top.htm

立山駅7/15 8:00
跡津川断層 10:20

飛騨山地北部を走る活断層。1858年の飛越地震はこの断層の活動による。かこう岩とれき岩が接している。

国指定天然記念物

立山カルデラ博物館 集合 8:30
六九谷展望台から 11:20

六九谷は昭和44(1969)年8月の豪雨で崩れた谷。発生した年度から谷の名前が付けらた。展望台からはカルデラ全体が眺められる。

大鳶崩れ   
小鳶崩れ
多枝原平にて 11:38

とんび泥がカルデラを埋めて出来た台地。目の前にとんび崩れが迫って見える。周囲には大規模な砂防施設群が多数作られてる。

崩れの碑 1999年10月

幸田文は1976年立山カルデラを訪れた。災害と闘ってきた人々に感銘を受け、「崩れ」を出版した。

かなり古い砂防ダム 12:00
立山温泉跡 12:20

温泉は1580年に発見されたと伝えられている。夏場は500人もの客で賑わったそうだ。1969(昭和44)年大雨で登山道が流され、73(昭和47)年に閉鎖。79(昭和54)年に建物が焼却された。砂防工事の事務所も最初はこの地にあった。

浴槽の跡 タイル張りの浴槽が残されている。
立山砂防工事事務所跡に立つ碑 
天涯の橋 泥鰌池に行く
薬師堂跡に立つ供養塔 
泥鰌池 12:30

安政の災害時に、とんび泥が湯川をせき止めていくつもの池が出来て、その名残。ここで、立山温泉の宿泊客が船遊びをしたそうだ。

白岩砂防ダム  13:50 写真は主ダムの橋の上から

主ダムの高さは63m、長さ76m、7基の副ダムをあわせると落差が108mで日本一となる。1913(大2)年富山県が着工し、後に国の直轄事業となり1939(昭和14)年完成。登録有形文化財となった(平成11年6月7日付け)。

インクライン 14::04

天涯の湯 14::20

作業員のための露天風呂。足湯を楽しませて頂いた。

立山カルデラ博物館へ16:00に帰り、そのあと博物館を見学。17:00まで。

とても充実した体験学習会でした。費用はひとり1700円。

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